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2019年7月25日

★キトラ古墳壁画国宝指定★高松塚古墳壁画に次ぎ2例目★

キトラ古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)の国宝指定が23日、官報告示されました。飛鳥時代の極彩色壁画が国宝となったのは、高松塚古墳壁画に次いで2例目になります。
キトラ古墳壁画は、石室の壁に描かれた「青龍(せいりゅう)」「白虎(びゃっこ)」「朱雀(すざく)」「玄武(げんぶ)」の四神図と獣頭人身(じゅうとうじんしん)の「十二支像(じゅうにしぞう)」、天井に描かれた東アジア最古の「天文図」で構成。十二支像はこれまでに「寅」や「午(うま)」など6つを確認し、X線撮影では「辰(たつ)」の可能性のある画像も得られています。
キトラ古墳では昭和58年にまず玄武が見つかり、その後相次いで他の壁画も確認されました。保存のため、平成16年から劣化していた壁画を千以上のパーツに分けてはぎ取り、28年の修復完了後は明日香村の保存・展示施設「四神の館」で年に4回、一般公開されています。
四神の館では現在、朱雀を公開しています。期間は8月18日までで事前予約制です。

◆キトラ古墳壁画公開に関するお問い合わせ先◆
 「キトラ古墳壁画の公開(第12回)」事務局
  TEL:06-6281-3060
  事務局公式ホームページ:http://www.kitora-kofun.com

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