斉明女帝ゆかりの地 詳細

あすかみずおちいせき飛鳥水落遺跡

斉明女帝の息子である中大兄皇子が造った我が国初の漏刻(水時計)の建物跡です。自然石を3~4段積み上げた正方形の基壇があり、その周囲は濠状の溝が回してあります。基壇の上は楼閣が建っていたと見られています。基壇中央には台石に据えた漆塗りの箱が設置され、そこへ水を集めるための渠や銅管なども見つかっており、これらが漏刻と漏刻台であると考えられます。この漏刻で民衆へ時間を知らせました。時間を管理し、人々を管理するという斉明女帝の政治姿勢が窺われます。

基本情報

住所
奈良県高市郡明日香村飛鳥
お問い合わせ先
飛鳥観光協会 0744-54-3240
利用・入場料
無料
アクセス方法
赤かめ周遊バス飛鳥下車すぐ
参考情報掲載サイト
明日香村観光ポータルサイト 旅する明日香ネット